【椎名愛美(元裕未)より






青く晴れた空。

程よく気持ちいい風。

そんな日の屋根の上の人影は、きっとあの人のものだろう。

あたしは屋根の上に足を進めた。








   
の強い日はご注意









「ごるァァァァァ!!総悟ォォォォォ!!!」



屋根の上で寝転がっていたその人は、ピクリと動いた。



「うるさいんでさぁ、。」

「あーあ。バレないと思ったのになぁ・・・。」



滑らないように気をつけて、沖田君の所へ近寄る。



「あ。」

「え?」

「・・・水色の水玉。」



沖田君は、ポツリと呟いた。

周りには、水色の水玉なんて何も無い。

あるとしたら、あたしのパンツ。

・・・つまり沖田君は、あたしのパンツを・・・。



「なっ・・・!」



急いで隠したけど、もう手遅れだったようだ。

沖田君がクックックと笑っている。

真選組の隊服と同じように、あたし達女中の制服も洋服だ。

つまり、女中はスカート。(それも、物凄いミニ)

女中って感じがしないのがいいけど、風が吹いたときにめくれるのが最大の欠点。



「・・・見たな・・・。」

「ばっちりと見やしたぜ。」

「変態!!変態がここに居ます!誰か逮捕して下さい!!」

のなんか見たって、面白くも何ともないや。」

「普通、彼女に向かってそんなこと言う!?」



そう。あたしと沖田君は恋人同士。

丁度今から4ヶ月前、あたしが告白してOKを貰ったのがきっかけ。

別に、それ以前とは何も変わらないんだけどね。



「まぁ、ここに座りなせぇ。」



笑いながらそう言って、自分の隣りをポンポンと叩く。



「うん。」



あたしは大人しく隣りに座った。

惚れた弱みと言うのだろうか。

沖田君の笑顔にすっかりやられて、パンツのことなどどうでもよくなった。



「今日は久しぶりのいい天気だよね。」

「そうなんでぃ。」



と、嬉しそうに言った。

土方さんに見せる黒い笑みとは違って、爽やかな優しい笑み。



「でもちょっと暑いかな?今日は26℃もあるんだって〜。」

「そうなんですかぃ。そりゃあ暑いや。」



そんなことを話していると突然、



「総悟ォォォォォ!!どこだァァァァァ!!!」



と言う声が聞こえてきた。



「ちっ。土方さんだぃ。」



・・・土方コノヤロー!!折角いい雰囲気だったのに!!



「ちっ。行きたくねーなぁ。」

「行かなくていいじゃん!あたしだって行って欲しくないよ!」

「・・・・・・そういえば、さっきのモノマネ他の人でも出来るんですかぃ?」

「え!?出来ると思うよ?それがどうか・・・・・・って、そっかぁ!」

「じゃあ、山崎辺りで。」

「了解。」



あたしはすぅーと息を吸い込んでから、



「副長!!隊長ならさっき団子屋に行くって言ってましたよ!!」



と、山崎君の声で言った。

すると土方さんは、



「総悟の野郎・・・!」



と言って、走って街に向かっていった。



・・・凄いんでさぁ!!」



と言いながら、あたしの頭を撫でてくれる沖田君。



「でも・・・。」

「でも?」

「団子屋はだめだろィ。後から土方さんに怒られるんでさぁ。」

「あ・・・。」

「お仕置き・・・だな。」



さっきとは違って、ニヤリと笑う沖田君。

何されるんだろ・・・?

怖いーーー!!!



ちゅっ



唇に、柔らかい感触。



「これ位でカンベンしてやるんでさぁ。」

「ななななな・・・!」

「じゃあ俺は行くんでぃ。もさっさと降りた方がいいですぜ。」

「ちょっと・・・!」

「あ、それから。パンツは水色の水玉より、ピンクの水玉の方がいいんでさぁ。」



と言って、降りていった。



「・・・もう・・・。」



屋根の上から見えるのは、夕日を浴び燃えるように赤い町。

でも、あたしの頬は何よりも赤く染まっているだろう。



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伶ちゃんにプレゼントです!!

なんだろ〜?全然甘くないや〜。意味わかんないしね・・・。

あのね、女中の制服って洋服なの!?みたいな・・・。

ごめんね。今度作るときは、甘甘にするからねvv(話繋がってないよ!)

て言うか、パンツネタ!?下ネタ(?)じゃん!!

なんといえばいいのか・・・。

本当にゴメンナサイ!!

じゃあねvv


・・・+・・・+・・・+
管理人伶

裕未ー!
UPするの遅くなっちゃって本当にごめんね;
そしてそしてこんなに素敵な夢をありがとうvv
もう総悟大好きv裕未大好きv(やめれ
裕未の文才に憧れる今日この頃です。