「ぎ〜〜ちゃ〜ん」

「あ?」

「・・・。クリームついてるし」









  
+あまいあまい・・・+













ぶぅとふてくされて銀時とは反対側のソファに転がっている





「ぎ〜んちゃ〜ん」


時々つまらなそうに銀時のことを呼びながら。


「・・・さっきから、なんだよ嫌がらせか?このやろぉぉ」


「いやがらせ?嫌がらせなのはそっちだろぉが!

 なに私に来いとか言っといてパフェを見せ付けるため?!」


がたっと起き上がりソファの上に正座してプリプリと怒っている



そんなの姿を見て微笑む銀時。


「な、なによ」

「いや。かわいいなぁと思って」


「はぁ?!な、何言ってんのよ・・・」


突然の銀時の一言に顔が熱くなるのを感じる。



「・・・っぷ」


また楽しそうに銀時が笑う。

「顔真っ赤だし」

「んなっ?!///」

がばっとソファに突っ伏す


小さく


銀ちゃんなんか、嫌いだぁぁぁ

と言いながら。


その小さな言葉に

「まじでか」

と楽しそうに答える銀時。







「ねぇ・・・銀ちゃん」

「ん?」

「もしこの世から甘いものか私が消えるってなったら銀ちゃんはどっちを選ぶ?」

突っ伏したままがぽつりと言った。


















「そりゃぁ・・・」


























に決まってるし」




















・・・本当?

突っ伏したままが消え入りそうな声で言う。



「本当」

銀時の声をやたら近くに感じたは突っ伏していた顔をゆっくりあげる。












ちゅ











とても近くにあった銀時の顔。

そして優しく触れた温かい唇。








「だって私を選んだら一生甘いもの食べられないんだよ?」

「うん」

「私を選んだらパフェ週一どころじゃなくなるんだよ?」

「うん」

「私を選んだら・・・



ふわっと再び重なる銀時の唇が私の言葉とぎれさせた。





「甘いものがなくなったら、からもらう」










さっきより少し長く深いキス。








「でもがなくなったら、俺はどうすればいい?」









思いもよらぬ銀時のあまりにも切ない表情



思わずは銀時を抱きしめた









強くつよく








「・・・ありがと。・・・銀ちゃん。・・・大好き」


「あぁ・・・おれもが好きだ」








「・・・と言うことで銀さん甘いもの足りなくなってきたんで」


どさっとを押し倒して


「・・・え?もう?!」


にやりと笑う銀時は


「いたっだきまーーす♪」


「ちょ、まっ!・・んっ」






あまいあまいデザートを





食べ始めるのでした。
















初銀魂短編はやっぱり銀ちゃんだろう!!
と思って勢いよく書きました。
なんだかこの後裏に行ってしまいそうな勢いですね・・・。
何?続きが読みたい?え?よみたかねぇ?
あはは♪もし読みたいって方が増えたらここにも裏部屋でもつくるか(笑)